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2007年07月11日
構造家 川口 衛先生
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国立屋内総合競技場というよりは、代々木オリンピックプールといったほうが馴染み深い施設です。この構造設計を坪井研究室で担当したのが川口衛先生です。わずか28歳という若さで世界でも実例の少ないワイヤーによる吊構造を実践、当時世界最大の吊り屋根を支えました。
この本は丹下健三さんとの4つの仕事についての設計方法などについて語っています。長らく教鞭にとられた法政大学建築学科から発行され、先日わざわざお送り下さいました。
川口先生には当事務所のホールや図書館・アリーナなどの複合施設の構造を御願いしました。大変明解な構造設計をしていただきました。
先生がよく構造家の仕事について言われている言葉が有ります。「構造設計は、構造に関するあらゆる知識、感性、経験を駆使して行う、全人格的な創作活動である。」と.....
先生とお呼びするのには訳があります。このオリンピックプール、丹下研究室での担当が神谷宏治氏でした。神谷さんも丹下事務所退社後独立されました。その事務所が石原と山口が学校をでてから修行した神谷・荘司計画設計事務所でした。神谷さんと川口さんはその後も研鑽し合い設計活動で協力し合ってました。
まだ20代で右も左も判らない若者に丁寧に構造の設計方法を教しえてくださった、いわば構造設計の「師」であります。
特に神谷事務所入所後まもなく、川崎球場のドーム化計画の基本構想を担当し、川口先生から大空間を支える様々な技術があることを教えて頂きました。
投稿者 Shin : 2007年07月11日 12:34
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