2009年01月16日

ラピカは10年目



刈羽村生涯学習センター「ラピカ」はこの3月で10年目を向かえます。本格的な寒波が到来したこの15日、久しぶりにお邪魔しました。新潟県中越沖地震に際しても、全く壊れずアリーナは自衛隊の救援基地に、本館は住民の非難施設、調理実習室は炊き出しに使われ、大いに活躍しました。ディーゼルの非常用発電機も有し、浴室も和室もあり、パソコンをはじめ情報関係は図書館が.....いざというときには本当に役に立つ施設です。



寒い冬の日、ここに来るとほっとして暖かい気分になれる。そんなことをインテリアでは実現したつもりです。ここは住民共通の居間であり、図書館機能の新聞雑誌コーナーでもあります。



図書館の一般開架室の様子です。地震時書架は耐震処置をしていましたが本は書架から床に散乱したそうです。部材が非常に細い張弦梁により軽快な屋根の表情を演出しています。


アリーナの内部、空気の循環を使い冬でも寒くない床を実現、人気も高く、本年の新潟国体の長刀会場になるそうです。


文化ホールの外観、10年の歳月を感じないほど竣工当時の雰囲気を保っています。


楕円形のアリーナを見ます、手前は2階が図書館、1階奥にはプールがあります。

投稿者 Shin : 14:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月11日

3万冊からの出発 小さな図書館

99年竣工した複合施設の中の図書館である。まとまった図書館がない地域に、当初3万冊からスタートし、将来8万冊(分館・モビールを含め)規模の図書館である。一人で来ても、親子や友達と連れ合ってきても、半日楽しく過ごせる図書館にしたかった。「上向きの時間を過ごしてもらうために.....」が私たちの提案。



一般開架図書室。まだ書架も少なく、ゆったりしている。各所にベンチがあり、好きな本を取って座り込み自由に楽しんでもらう。テーブルには電源なども用意した。館内は明るく開放的。屋根を支えるトラス状の梁はイナコスの橋の設計者、川口衞先生の構造設計。大雪を載せるのに材料が極端に少なく、細く、美しい。




小学生以上の児童開架室。勉強したり漫画をみたり、インターネットやCDを楽しむ。吹き抜けのスキップフロアの中間にあり、どこも見えるし、どこからも見られている場所に配した。




未就学児童や母親が一緒に遊んだり、絵本を読むことのできるコーナー。柔らかいコルクの床、壁も弾力がある設計、遊具もおもちゃもある。見上げる正面の壁の上は児童開架室。

投稿者 Shin : 09:48 | コメント (0) | トラックバック