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丘の上のコートハウス_竣工3
「丘の上のコートハウス」は海外からのゲストも多く、各所がホテルスタイルに設計されています。
寝室は主寝室と客室には各々にバスタブ付きバスルーム、家族用寝室3部屋にはシャワー付バスルームが各々に付帯し、カラーリングなど内装で差別化されています。寝室クローゼットは人感センサー仕様のLEDライトが作動し、室内照度に影響されずに使用できます。洗面室にはタオルウォーマーが有り、湿ったタオルもすぐに乾くというように、随所にホテルスタイルを取り入れています。居室は調光付きの間接照明。エレベーター昇降路を廻る階段にはフットライトを付けて照度をカバーしました。天井の高い1階は廊下を含め温水床暖房が完備されて冬場も快適です。
快適な環境だけではなく、オーナーのおもてなしの精神は随所に現れています。
前出のTOPICSでご紹介しているプールやサウナルーム、ワインセラーの他に、マッサージルーム、カラオケルームはレジャーエリアとなっています。中庭でガーデンパーティもできるようにリビングは大きく開放できるガラス引き戸になっています。ダイニングは広いデッキテラスに面していて、バーベキューパーティなどの屋外イベントもできます。ダイニング内には長さ5.5mの鉄板焼きカウンターがあります。 (前出TOPICS参照)デッキからの景色も街や丘が広がり、御馳走ですね。2階のフィットネスルームはガラス張りにしてあり、中庭や隣接する美術館の森に癒されます。大きな窓を開ければ、清々しい外気が通り抜けます。 プライバシーに配慮してスタッフルームや宿直室などの詳細はご紹介できませんが、海外洋式のコートハウスの設計はとても貴重な経験となりました。
コートハウスとは、建物の外周を塀や外壁で閉ざし、内部に設けた庭に面して大きな開口部をとった住宅。通常、建築物と塀とは一体として造られる。周囲が立て込んでいる都市型の住宅に多く見られる。(ウィキペディア出典)
設計/監理:株式会社アルテリア+石原・山口計画研究所 照明計画:株式会社フォーライツ ランドスケープ:エービーデザイン株式会社 施工:株式会社 辰
Photo by Murata Takehiko