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2024.12.2

F社 BCP (事業継続計画)対策_2

F社 BCP (事業継続計画)対策_2

創業77年の  F社が100年企業を目指して、今年完成させた本社。前回 TOPICSに記載した通り、 BCP (事業継続計画)対策を基底としています。そして、明るく開放的なオフィスにする工夫もデザインに反映しました。機能性とデザイン性が快適なオフィスには不可欠ですね。屋上の緑化は屋根面の熱負荷を低減、CO2削減やヒートアイランド現象の緩和を意図し、社員のやすらぎの空間にもなっています。

営業部/リラックスできる環境、コミュニケーションのしやすさ、デジタル環境の充実、集中力を持続できるようにウッディーな仕上げや観葉植物、照明や配色、什器の配置に配慮している。

明るく開放的なオフィスとするため主要な外壁2面はガラスのカーテンウォールとし、ガラスは高性能なペアガラスを使用して熱負荷を低減、CO2削減を意図している。
また、間仕切壁にガラスを多用し各所で働く人のアクティビティも感じられる。

応接室/用途に応じた構成となった。明るいベージュやホワイトの壁や床、什器はブラウンで統一した。

会議室/収容人数の可変に対応できる柔軟性、外光の入る開放感のある空間になった。

休憩室・食堂/カフェのように寛ぎのあるインテリア。外光の入る2面の大きなガラス壁面はスペースを広く感じる効果があり、閉塞感を解消している。気軽な打合せやパーティも可能で、社員間のコミュニケーションを促進する目的でも作られた。

階段室/来訪者を意識しガラス張にしている。
透けて見える鉄骨階段は22㎜鉄筋の吊構造で軽快なデザイン。

設計:石原・山口計画研究所 内装仕上・什器提案:株式会社イトーキ 施工:東急建設株式会社 Photo by SS Co.,Ltd

 
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